山岳地に特化した救命講習

こんにちは。久しぶりの投稿になってしまいました。

少し前になりますが、地域の消防署で山岳地に特化した救命講習を行っていただきました。

慌ただしくなる年末年始から年度末にかけて、安全が疎かにならないよう職員の方と企画させていただきました。

 

当日は、現場で起こりうる怪我への対処法を、実践を交えて教えてもらえ、準備の大切さを感じました。

　現場事故の一例として、“クラッシュ症候群”というものがあります。これは、倒木などに挟まれた人を助けるため、倒木を取り除くと、長時間挟まれていた箇所に溜まっていた血液中の毒素が全身に回ってしまい死に至る、という事例です。

知らなければ、助けたい気持ちで行った事が結果として危険な行為であることを学べました。

参加した社員からは

「止血法、骨折処置、１１９番の練習体験はすぐにでも役に立つので出来てすごくよかったです。話も楽しく学ばせていただきました。」

「事故が起こる前に事前にできる事、事故が起きてから取る対応について、具体的に出来ることがわかりました。」

「要救助者の山中での搬送は専用の道具を使用しても僕等のみで行うことはとても困難であると感じました。」

などの感想があり、怪我がすぐそばにある林業の怖さと、普段からの備えや関連の必要性を感じる良い機会となりました。

　今後も定期的に安全に関する講習や勉強会などを行っていきたいです。

 

　講習を行ってくださった消防署の方々、ありがとうございました。